【実車ガイド】
レジェンドコレクション 第8弾は、北海道の鉄道の近代化を語る上で欠かせない存在の711系交流近郊形電車です。実車は国鉄初の交流電車として昭和42年(1967)に量産先行車が登場の翌年から量産車を製造。小樽~滝川間の交流電化開業を果たした函館本線で活躍を始めた北海道初の国鉄電車です。セミクロスシートの車内設備で近郊形に分類されますが、急行形同様のデッキ付2扉車体を持ち普通列車のほかにも急行「かむい」(小樽~旭川)やノンストツプ急行「さちかぜ」(札幌~旭川間)などの運用で活躍しました。特に「さちかぜ」は当時の特急列車と遜色のない速さを誇った俊足急行として知られていました。
【製品特徴】
昭和44年(1969)製の2次車をプロトタイプに、滝川~旭川間の電化延伸に伴い増備されたグループを製品化。
上部前照灯増設前、循環式汚物処理装置取付前、先頭車縦トイ外付化前、列車無線アンテナなし・ロングシート延長工事前・冷房改造未施工。
北海道向の耐寒耐雪強化構造、小形の二重窓、強化形スカートや、交流専用電車の証である、赤2号+クリーム4号の警戒色のオリジナル車体塗色も特徴です。
ヘッド・テールライト/前面表示点灯(消灯スイッチ付)前面表示は「急行」が取付済。交換用表示(無地)と行先表示シール付属。
交流電車特有の高圧機器類を再現。碍子は緑色。ベンチレーターは別部品を予定。
〈レジェンドコレクション〉6両セット、〈特別企画品〉の増結用3両セット(モーターなし)の2種類。
2種類のセットの使い分けで、3両のローカル運用から、急行・普通運用で見られた9両編成までの再現が可能。
カプラーは先頭部・中間部ともボディマウント密連形。新性能車両用の形態のものを新規設定(飯田線旧形国電に使用しているものと同一の構造)。
先頭部はユーザー任意で胴受部品を取付可能。
【セット編成内容】
1号車 クハ711-17 + 2号車 モハ711-51P + 3号車 クハ711-18
【関連商品】
カトー 10-1328 711系 0番台 6両セット
615 入札履歴
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