腎臓が心配な愛犬に給与することを目的に、おいしく食べ続けられる安心のフードを作りました。腎臓ケア用食事療法食
「キドニア」は、医療の最前線に立ってきた日本の獣医師と、最新の臨床栄養学の研究を続けてきた米国の獣医師が共同で開発したもので、高度な臨床栄養学に基づいて設計されています。腎臓機能が低下した犬のために、低タンパク質・ 低リン・低ナトリウムでバランスの良いエネルギー補給のできるフードになってます。
腎臓は・・・
腎臓は血液中の老廃物や余分な水分をろ過し尿中に排出する重要な器官です。身体にとって有害な老廃物を排泄できるのは腎臓だけなのです。
この腎臓の機能を75%以上失うと「腎不全」といい、身体に老廃物や余分な水分がたまり、むくみもでます。
腎不全が進行すると様々な臓器に障害を及ぼします。これを「尿毒症」といい、死に至る重篤な状態を引き起こします。
一度壊れた腎臓は元には戻りません。さらに放っておくと腎臓病は一気に悪くなってしまいます。
キドニアの特徴 1 低タンパク質・低リン
タンパク質が多いと老廃物も多くなります。その老廃物を排泄できるのは腎臓だけなので、腎臓に負担がかかります。
なので窒素老廃物の蓄積が腎臓へ与える負担に配慮し、AAFCOの成犬栄養素基準の18%を下回る総タンパク質量を15%としてます。
またリンは体内のカルシウムと結合して骨や歯となりますが、腎臓の機能が低下すると不要なリンを尿に排出することができず、血中にリンが溜まりやすくなります。
すると体内のバランスを保つために骨からカルシウムが流れ出すため、骨がもろくなったり、リンとカルシウムが沈着して石灰化を起こし結石になったりします。
このようなリスクを避けるため、リンの量を制限しました。
2 低ナトリウム
ナトリウムが多いと腎臓への負担が増えてしまいます。
ナトリウム量を制限しました。
3 バランスの良いエネルギー源
腎臓病はタンパク質の制限が必要ですが、健康時と同じくらいのエネルギーも必要です。エネルギーが不十分だと、体内の脂肪や筋肉を分解してタンパク源としてしまうため、筋肉が減少し、体重も落ちてしまいます。
身体を維持するのに必要なエネルギーをしっかり摂取しなければタンパク質制限が意味がなく、栄養失調という生命の危機に陥ってしまいます。
腎臓への負担が少ないエネルギー源として、低コレステロールの植物油と老廃物ケアを考えて消化吸収性に優れたα化米を配合しています。
4 アンモニアをケア
腸内細菌を増やすための食物繊維源として「ビートファイバー・イヌリン」を配合し、腸内環境を良くします。
同時にタンパク質を分解して出る老廃物(アンモニア)の排出を促進させます。
血中へのアンモニアの発生を抑えるので、腎臓の負担を軽くします。
5 健康な腎臓機能をサポート
腎臓に有効な機能性食物を積極的に配合しています。※このように正常に機能している残された腎臓機能をいかに温存するかを目的とした食事療法食です。
※総合栄養食ではありませんので腎臓トラブル以外の子にはお勧めいたしません。
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