BILLION ビリオン スーパーサーモ(ローテンプサーモスタット) 65[度]開弁 86(ZN6)/BRZ(ZC6) FA20エンジン用 エンジンを最適な水温に保ち、パワーダウン・オーバーヒートを抑制 BST-S86 (新品、未開封)

BILLION ビリオン スーパーサーモ(ローテンプサーモスタット) 65[度]開弁 86(ZN6)/BRZ(ZC6) FA20エンジン用 エンジンを最適な水温に保ち、パワーダウン・オーバーヒートを抑制 BST-S86

ノーマルのサーモスタットよりも開弁温度を低く設定し、冷却水を早めにラジエターへ循環。
水温が上昇しきってしまう前に冷却を開始し、水温上昇によるエンジンパワーの低下を抑止 。
エンジン本来のパワーを最大限に引き出す!

『BILLION スーパーサーモ(ローテンプサーモ)』エンジンを最適な水温に保つことで、パワーダウン、オーバーヒートを抑制。本来のパワーを最大限に引き出す!ビリオン スーパーサーモは、純正サーモよりも約10[度]~20[度]早く開弁するローテンプサーモスタットです。
サーモスタットってどんなパーツ?サーモスタットはエンジンとラジエターの間で冷却水の[水門番]として活躍しているパーツです。エンジン内の冷却水路にはサーモスタットが閉じている時にクーラントがエンジン内で循環できるようにバイパスが作られています。このバイパスは「サーモスタットが閉じている時は、バイパスが開き、サーモスタットが開いているときは、バイパスが閉じる」という構造になっており、冷却水の循環が効率よく行われるようにしています。そして、この水路の切り替えを行うのもサーモスタットの役目なのです。もしサーモスタットが無かったら、このバイパスは常に開きっぱなしとなってしまい、エンジン内の冷却水が乱流を起こしてしまい、冷却効率が極端に悪化してしまいます。
開弁温度って何?サーモスタットの開弁温度とは、メインバルブ(水門)が「開き始める」温度を指します。しかしサーモスタットは開弁温度に達したからといって、いきなり全開で開くのではなく、水温の上昇に応じて少しづつ開きます。正常なサーモスタットであれば、開弁温度から約10[度]~15[度]で全開に開きます。
ノーマルサーモスタットの開弁温度が高いのはなぜ?
排気ガス規制への適合水温を高めに設定すると、シリンダー内の燃焼室温度を上げることができます。燃焼室温度を上げると、薄い燃料でアイドリングできるようになり、その結果、アイドリング時「CO」「HC」といった有毒物質は減少します。しかし、このことで走行中の出力効率は悪化し、特に高回転
高負荷での激しい水温上昇を招くので す。
ヒーターの効率化乗用車のヒーターは、基本的に冷却水の水温にその機能を依存していますので、冬場、効率的に機能させるには水温を高めに維持しなくてはなりません。以上の理由より、純正サーモスタットは開弁温度が高めに設定されているのです。
水温とエンジンパワーの関係エンジンを水温別にベンチテスト(エンジン単体でのパワーチェック)を行うと、もっとも効率的にパワーを発揮できる水温 は、約70[度]です。それ以上になると、吸入空気が水温の影響を受け始め、吸気温度が上昇してしまうからです。気体は、温度が上昇すると膨張しますので、容積率が低下し(酸素の密度が薄くなり)、パワーダウンが始まります。このように、水温とエンジンパワーは密接な関係にあります。
ECUのエマージェンシー機能さらに水温が上昇すると、あるポイントから急激なパワーダウンが始まります。これは、水温の上昇により、燃焼室内で、デトネーション(ノッキングによってピストンの頭が溶け出すこと)が発生することを回避すべく、エンジンコンピューター(ECU)が燃料増量や、点火時期の遅角といった危機回避の対策をとるからです。そして、このプログラミングで、パワーは低下の一途をたどることになってしまいます。
スーパーサーモのメリットそこで、ビリオンはこの現象を解消すべく「スーパーサーモ」を開発。ノーマルのサーモスタットよりも開弁温度を10[度]~20[度]低く設定し、冷却水を早めにラジエターへ循環。水温が上昇しきってしまう前に冷却を開始し、水温上昇によるエンジンパワーの低下を抑止します。
サーモとVFCの関係スーパーサーモ(ローテンプサーモ)は、VFCシリーズと併用すると、より効率的な冷却が可能となります。エンジンにスーパーサーモを装着すると、純正サーモ装着時よりも早い段階で、冷却水がラジエターへ循環し始めます。と、言うことは、ラジエターを冷却する電動ファンも、純正設定よりも早い段階で作動させると、冷却水の動きに連動した、非常に効率的な冷却が可能となります。

※他モールでも併売しているため、タイミングによって在庫切れの可能性がございます。その際は、別途ご連絡させていただきます。